記憶の強弱

記憶の強弱

感覚を通して脳は入ってくる様々な情報は、記憶のプロセスにおいて、記憶の強弱がつけられていきます。

記憶にとって「忘れること」とは?でも説明しましたが、人間の記憶のメカニズムには情報を選別して重要でない情報、つまり弱い情報については忘れるというプロセスが備わっています。

記憶にとって「忘れる」とは?
記憶力向上のためには、忘れることも重要なプロセスになります。記憶と忘れることの関係についてご説明します。

それでは、情報の選別とはどのようになされるのでしょうか?

それは、情報の脳に対する刺激で決まります。

脳に対する刺激が強ければ強いほど、より強い記憶として脳に保存されます。
(いわゆる長期記憶へと移行していきます。)

刺激をほとんど与えないような些細な情報は短期間で海馬から消え去っていきます。
(感覚記憶、短期記憶)

この辺は「記憶のプロセス」で説明しています。

記憶のプロセス
感覚記憶、短期記憶、長期記憶に触れながら、記憶のプロセスについてご説明します。

脳に対する刺激は意識しない場合もあれば、意識的に作り出すこともできます。

意識しない場合とは、死ぬような怖い目に遭ったとか、親しい人が死んでしまったとか、そういう強烈な印象を残す情報ですが、それらは一度の経験であってもまず忘れることはないでしょう。

それに対して、意識的に脳に対する刺激を作り出すとは、上記のような一度の経験で強烈なインパクトを残すような情報でなくても、意識的にいろいろな方法で脳に刺激を与えて、長期記憶に移すことを言います。

これこそが、いわゆる典型的な記憶術の一つになります。

記憶術とは、大事な情報を強い記憶として長期記憶に移すための、脳の刺激策とも言いかえることができるのです。

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